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紅露と黒巳と紫陽花のオリジナル小話不定期連載中
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気づいたら④だった……、想定より多いなほんと。

その33  はじめまして、相棒①
(デビ&ザラサイド)
デ「よしっ! よ、呼ぶよ~(上手くいきますように)」
ザ「……(さっさと終わらすか)」
デ「おいでー、おいでー」(ちょっと棒読み)
(もわもわと、魔方陣から上がる煙)ポン!
A「(キキッ!)」
デ「うわっ、き、来たー! ! リスザルだぁ! へへっ、可愛いね」
A「(キャッキャッ♪)」
デ「もしかして、言葉、まだ喋れないの?」
A「(ウキュ……)」
守「よしっ! 俺が通訳してやろう!」
デ「! ディアンのお兄さ、じゃなかった。リーズ先生」
守「いいっていいって。好きに呼んでくれ。さて、じゃ訳すぞ。(リスザルが何やらジェスチャー混じりに話す仕草をする)ふむふむ。こいつの名前はエイミーだ。♀だな」
デ「エイミー、可愛い名前だね」
A「(キャッキャッ♪)」
守「『不束者ですが、よろしくお願いします』だってさ。良かったな! 礼儀正しい使い魔は結構貴重だぞ?」
デ「こちらこそ、よろしく、エイミー!仲良くしてね」
守「じゃ、俺は次に回るからな(なんかあったら挙手して呼んでくれ)」
デ「ありがとうございました。はー、良かった! 来てくれてありがとう、エイミー。僕、君となら上手くやっていけそうだよ」
A「(キキッ!)」
デ「そうだ。紹介しとくね。隣にいるのが、友達のザラ君。ねぇ、ザラ君の方はど……うかした?」
ザ「?! い、いやなんでも……」(手で何かを隠すザラちゃん)
デ「?? 使い魔はどんなのだった? 僕のとこには、リスザルのエイミーちゃんが来てくれたんだぁ。 (キキッ♪)ザラ君とこの子も紹介してほしいな」
ザ「あっ! いや、その……」
デ「まだ来てくれてないの? なら先生を呼んだ方が」
ザ「いや違う! もう呼んだから、大丈夫! ただ」
デ「?  あ! 分かった! 後でディアンと合流した時に、一緒に見せるまで内緒ってことだね。でも、意外だなぁ。ザラ君も、そういうの、好きなんだね!」
ザ「……ま、まぁな……」(空笑い)
(デビが自分の使い魔と話始めたので、そっと手で隠していた何かを確認するザラちゃん)
X「(……むにゃ。まだねみぃよぅ。むにゃ)」
ザ「(やっぱモモンガだ、これっ!! 何故、小動物???!)」
ザラちゃん達の後ろに座るモブ男子①「見ろよ、俺の使い魔! ワニだぜ? ワニ!(かっけー)」
同上②「俺は鷹だ。やっぱ、男ならかっけー使い魔じゃねぇとな!」
①「小動物とかだったらどうしようと思ってたんだよなぁ、俺(爬虫類大歓迎だわ)」
②「分かる、分かる、俺も」(ケラケラケラ)
ザ「……」(ガンっ!)(手でモモンガ隠したまま、机に突っ伏すザラちゃん)
デ「ええっ?! ザラ君、どうしたの?!(具合悪いの??)」
(この後、授業中は隠し通します(笑) カッコいい動物に来てほしかったザラちゃんなのでした)

その34  はじめまして、相棒②
ザ「……(とりあえず、これでばれねぇだろ)」
(腰につけてた例のぬいぐるみ(ザク)の中に、モモンガを隠すことに成功したザラちゃん)
ザ「(あとはどこに文句言や、変更してもらえるかだな)」
ユ「みぃ~つけたぁ」(おどろおどろしく)
ザ「っ?!」
ユ「? そんなにびっくりさせるようなこと言ったかな、僕?」
ザ「言い方ってもんがあんだろっ!!!」(誰でもびっくりするわ!!!)
ピ「……(だよねぇ)」(止めようとはしたが止められなかった)
ザ「チッ……、で? 何の用だよ?」
ユ「先生達が、同室のメンバーで使い魔達の顔合わせもした方がいいって言ってたから。探しに来たんだよ」 
ピ「ザラ君はもう呼べた?」
ザ「あ……、い、いやまぁな。呼べたに決まってんだろ(しどろもどろ)」
ユ「使い魔の姿が見えないけど?」
ザ「お前だっていねぇじゃねえか」
ユ「僕の使い魔は蝙蝠のガーゴイルだよ。夜行性だからね。簡単に挨拶だけした後は、僕のローブの中で寝てるよ」
ピ「ザラ君の使い魔も、もしかして夜行性?(いいよね、闇属性っぽくて)」
ザ「ま、まぁな」(間違いではないので頷くしかないザラちゃん)
三人「「「……」」」
S「(おぅおぅ、俺に対するコメントはなしか、小僧共!俺は由緒ある白鳩一族の末裔、シナプス! 俺が使い魔としてついてやるんだ、ありがたく思えよ、おかっぱ頭。そもそも白鳩の一族ってのは)」(うんたらかんたら喋り続ける)
(ずっとピードの頭の上で胸張って偉そうにしていた)
ピ「……ごめんね、口が悪い子で……。白鳩なのに……(平和の象徴のはずなのに)」
ザ「まぁ元々悪魔だしな。口が悪いのはいいけどよ……。お前(ピード見ながら)、ほんとに闇属性か?」
ユ「どっからどう見ても光属性なんだよね、ピードって。でも僕はいいと思うよ。よっ!闇属性の良心!!」(白鳩似合う~)
ピ「それ、褒め言葉かなぁ……」(なんだかなぁ)
S「(俺を無視してんじゃねぇぞ、小僧共!!ポッポー!!)」
(俺のありがたい話を聞けってんだ)
(ピード君は光属性にしか見えない今日この頃です(おいこら))

 はじめまして相棒特別編  ディアン君サイド①
れ「で? 今日は連れてないの? ジャックくん。紹介してよ」(ハリトー先生に遮られた話(32話目くらいを参照)を聞き直すレイちゃん)
ディ「あ、えーと、なんか今日は用事があるとかで来れないってあいつ」(透明にしてしまったので見せられないとは言えない男心)
れ「使い魔に用事も何も、主人に喚ばれたら出てこないと、使い魔として失格でしょ? あなた、もしかしてサモナーとしての力弱いんじゃ」
ディ「そ、そんなことねぇーし! 俺は優しいからっ! すぐ出てこないくらい許してやってるだけだしっ!!」(透明にしたとは以下略)
れ「ふーん……」(疑いの眼差し)
V「(レイ、向こうで友達が呼んでるよ。通訳してほしいんじゃない?)」
れ「ほんとだ。じゃ行かないとね。またね、ディアン」
ディ「おー、じゃまた……な?」
V「(……)」(去り際にベーッ!と舌を出していく)
ディ「感じ悪ぃ猫だな!!」(行ったのを確認してから憤慨するディアン君)
J「(お前が変にかっこつけるからだろ?)」(バレバレたぞ)
ディ「『女の子には良い顔して当然』って父ちゃんが」
J「(ザラも言ってたが、お前の父ちゃんの格言は一旦忘れたほうがいいと思うぞ)」(だいぶ無駄だから)
(お父さんの教育は熱心に聞いてたディアン君なのです)
 はじめまして相棒特別編 ディアン君サイド②
ディ「おっし。女子もいなくなったことだし、さくっと用事済ませちまうか!」
J「(俺の話聞けよ)」(毎度毎度)
ディ「悪かったって。でも早く姿が見えるようになってくれねぇと、俺も困るし、あいこだよ、あいこ。(全然あいこじゃねぇよ byジャック)!」(不意に遠くにいるリーズと目が合う)
ディ「……」
守「……」(何か頼まれごとでもしないかなってそわそわしながら見てる)
ディ「兄ちゃんには期待してねぇから頼まねぇとして」(目を反らすディアンとショックを受けるリーズ兄)
ディ「んー、おっ。マッチョ先生が今フリーだな」(教室見渡して)
J「(俺はあの先生にどうにかされるんなら、お前の兄貴の方がいいと思う)」(数十倍マシだと思う)
ディ「えー? 確かにうるせーけど、面白い先生っぽいじゃん? あっ、他の生徒のとこ行っちまった。んーと、じゃぁあとはー」
風「キョロキョロして誰かをお探しかな?」
ディ「!! 顔と言ってることが合ってない人!!」
J「(まんまだし、それ本人に言っちゃいけないやつぅ~っ!!!)」
風「こちら(サモナー側)に座っているということは、お手伝い希望かな? ボランティア精神旺盛なことは良いことだよ」(にこにこ)
J「(聞き流した?!)」
ディ「(良かった聞こえてなかったっぽい)あー、いや、あの俺、実は」
風「? お手伝いではないのかい? 自分は使い魔を喚べてるからって調子乗ってお喋りばかりしてるんなら、痛い目みてもらおうか?」(にこにこー)(「手伝えや、コラ」な黒オーラ付で☆)
ディ&J「っ!!!! (顔と言ってることが合ってなさすぎるっ!!)」
(こっちのウェンウェンは本編より2割増しほど攻撃的です☆)

はじめまして相棒特別編 ディアン君サイド③
ディ「えっと、その、て、手伝いなら後でちゃ、ちゃんとします……」(何されるかわかんねぇ……)
風「おっと失礼。強制しようというわけではないんだよ?(威圧的だったかな?) それで、何か用事かな?」
ディ「あの、俺の……使い魔なんですけど」
風「? 君の肩にいる首輪に箒のキーホルダーつけた赤いジャッカルの使い魔のことかい?」
ディ「そう、実は透明で誰にも見えなくて……。え?」
風「??? ん?」(どうかした?)
ディ「み、見えんの?!じゃなくて、見えるんですか?!」
J「(……)」
風「?? 見えるけど?(何故?)」
ディ「お、俺にも、他の誰にも見えないのに……」
風「? 君の使い魔なのに見えないとはおかしなこと言うねぇ。君に見えるのに、私に見えないならまだしも。んん? よく見たら、この子、変な呪いにかかってるねぇ」(なんでこんな呪いが?)
ディ「! 先生の目、かたっぽずつ色が違う……」
風「ん? あぁ、生まれつきでねぇ。これのおかげか、普通の人には見えないものも、見えることがあるんだよ」
ディ「そ、それで先生には見えるのか!」(すげー! かっけー!)
風「……、あぁ! それで私に見えて君に見えないわけか」(なるほどねぇ)
ディ「ええっ?! 気づくのワンテンポ遅っ!!」
風「自分が特殊な体質なことを、すぐ忘れてしまうんだよねぇ」(ハハハ)
ディ「(さっきとのギャップがすげぇな、この先生……(汗))」
(ウォリマジ界にもまともな先生はいません)

はじめまして相棒特別編  ディアン君サイド④
風「となると、君の相談とは、君の使い魔を見えるようにできないかということだね?」
ディ「そう。やっぱり、俺自身がどうにかしないとだめかなぁ?」(俺、まだ魔法全然なんだよ)
風「もちろん、その方が良いだろうが……。それではこれから先困るだろう。ここは、一先ず私が、呪いを上書きしておくとしよう」(時間もないしね)
(広げた扇で、ジャックの頭を軽く撫でるウェン(ディアン君には何もないところを扇でなぞっているように見える))
風「さて、これでどうかな?」
J「(……、どうだ? ディアン?)」
ディ「!! お前が、ジャックなのか!」
J「(俺が見えるようになったんだな!)」
ディ「うん! 赤い犬だったんだな、お前(笑」
J「(犬じゃねぇっ!!! ジャッカルだっ!!!)」(がぶり)
ディ「痛ってえ!!! 噛むことないだろ!!」
J「(二年ぶりに姿が見えるようになったんだ。噛みつきたくもなるだろ?)」(人に認知してもらえるって素晴らしいな)
風「思ったよりも仲良しなようだねぇ」(フフフ)
ディ「先生、ありがとうございました!」
風「いやいや、まだ完全には解除できてないよ(上書きしただけ)完全に解除するには、君がしなければならないことがあるんだが、ここでは少し人目につくからね。今日、この後は寮ごとのリクリエーションだったね?」
ディ「そだっけ?」
J「(そうだよ)」(デビが言ってたろ)
風「では、リクリエーション後、夕飯を食べた後に、私の部屋においで。外出許可証に地図を描いて渡しておこう」
(空中にペンを出現させて、サラサラと地図を描くウェン)
ディ「(かっけーなぁ!)」(超スマート)
風「はい、これね。一つだけ言っておくけど、悪い事が起こるかもっていう覚悟を持って、おいでね」
ディ「??? は、はい……」
風「では、そろそろ私は違う生徒達の所へ行こう。そう言えば、名前を聞いてなかったね」
ディ「あ、えっと、ディアンです。ディアン・モリモト」
風「! ……そうか。ではまた後ほど。Mr.モリモト」(去)
ディ「はぁっ。天然だったり怖かったりよく分かんないけど、(動作が)一々かっこいい先生だったなぁ」
(ウェンが去ってからの感想)
J「(……、ディアン。お前、今晩の夕食は好物たらふく食べとけよ……)」
ディ「なんで? 言われなくても食べるけど」
J「(今は聞くな)」(ブルブルと少し震えるジャック君)
ディ「????」(大量の?を浮かべるディアン君だった)
(不穏な気配がビンビンするぜーぃ★)
(特別編はここで一度終了です。次はまたザラちゃん達サイドに戻ります)


その35 はじめまして、相棒③
(ザラ&デビサイド)
ユ「で? 君の使い魔はなんだったんだい?」(ザラちゃんに詰め寄るユウ君)
ザ「……、なんでもいいだろ」(近いぞ、お前)
ユ「イケメン☆君は焦らすね〜。さすが、イケメンランキング一位! エンターテイナーだね〜」(楽しそう)
ザ「なんだよ、イケメンランキングって。(誰だよ、勝手に決めた奴は)」
ユ「名前通り、今期入学の生徒の中でのイケメンランキングだよ〜。もうだいぶ広まってると思ったんだけどなぁ〜。あっ、言うのが遅くなっちゃったね。一位獲得おめでとうー!!」(やっぱり楽しそう)
ザ「くだらねぇことする奴もいるもんだな(と言いつつ悪い気はしない)。それに別に焦らしてるわけじゃねぇよ。いつ言おうが俺の勝手だろ」
ピ「(それって焦らしてるってことなのでは……?)」(思うけど言わないピード君)
ユ「ちなみにランキングの制作は、同じ闇属性寮の女子生徒、レイちゃんで〜」
ザ「あいつかよ。そもそも、俺ら入学したの昨日だぞ?」(いつ作ったんだそんなもん)
ユ「写真付きのチラシを作ったのは、この僕です☆ 良かったらどうぞ!」(キラーン)
ザ「お前かよっ!!」(いるかっ!!)
ユ「照れ屋なんだねぇ〜。(照れなくてもいいのに)結構いい写真でしょ? 僕、写真撮るのも好きなんだよね〜。基本は心霊写真メインなんだけどさ」
ザ「ほんと趣味悪いぞ、お前……」
ユ「イケメン君と美少女の逢引なんて言う、ゴシップ写真も大好きだよ☆」(言いつつ、ザラとデビ君が隣同士で座ってた、入学式の時の写真を見せるユウ君)
ザ「はぁっ?!!!!」(何から突っ込むべきか分からず、とりあえず出た声)
ユ「今後ろにいる子、そうでしょ? 入学初日からお相手見つけるなんて、イケメン君はやっぱりすごいね〜」(フフフフ)
ザ「ーーーっ!」(頭を抱えるザラちゃん)
S「(イケメンが。調子乗るなよ! 俺だって、こんなおかっぱ頭の野郎じゃなくて、美少女の所に喚ばれる予定だったんだからなっ!!)」(ポッポッポーっ!!!)
ピ「話ややこしくなるから、今は黙ってようね」(そっとしなぷっちゃんの嘴をつまむピード君)
(Mr.トラブルメーカー、ユウ・コダマ。大暴走☆)

その36 はじめまして相棒 ④
ザ「ーーっ! もろもろ言いたいことはあるが、まずは言っとく。こいつ(後ろで同部屋の子達と喋ってるデビ君を指して)とは、そういう関係じゃねえ」(ただ電車の中で知り合っただけ)
ユ「え〜? そうなの? レイちゃんが、「めっちゃ仲良さそう」って言ってたけど??」
ザ「何を根拠にそんなことになったんだ。大体こいつは……」
S「(つべこべ言わずに、可愛い彼女を俺にも紹介しろってんだ、顔だけ野郎!)」(横顔だけでも分かるぞ! めちゃ可愛い女の子だ!)
ピ「ちょっと君、ほんと一回黙って」(ザラの顔がヤバイから! めっちゃキレてるから!)
ザ「……、お前、そいつ(シナプス)がいつの間にか消えてても文句言うなよ……っ!!」(喧しい鳥だ)
ピ「ひえぇっ……」(ほんとゴメン)
S「(はん、やれるもんならやってみな! 俺は鳩でも、かつて戦場を舞い、敵の位置を知らせたという野鳩の血をひく)」(ピーチクパーちく)
ユ「で? 後ろの子が何?」(しなぷっちゃんを素で無視するユウ君)
ザ「だからこいつは……」
デ「え? ぼ、僕がどうかした?」(振り向いた途端にザラちゃんに指差されてたので戸惑うデビ君)
ユ&ピ「「僕」??」
デ「???」
ザ「こいつ、そもそも男だぞ?」
ユ&ピ「ええっ??!」(超びっくり!)
デ「あ……(察した)、えーと、実はそうです(苦笑)」(また間違われたことにショックを受けつつ)
ピ「そうなんだ……、ごめんね、勘違いしてて。(見た目で女の子だとばかり……)」
デ「いえいえ。まぁ……、よくあることなので……」
S「(ショックだ! 俺はひどい精神的苦痛を受けたぞ! 慰謝料だ! 慰謝料よこむぐ)」
ピ「ごめんね、この子の言うことは気にしないで」(口悪くてほんとごめん)
デ「あ、あはは」(から笑いしかでない)
ユ「驚いたなぁ〜」
ザ「分かったらお前、さっきの写真破け(もう使いようがねぇだろ? ゴシップじゃねぇし)」
ユ「んん〜……破いてもいいけど……。もう手遅れというか……」(ちょっとバツが悪そうなユウ君)
ザ「?」
ユ「実はもう噂として流しちゃったんだよね〜☆(ゴメンネ)」
ザ「お前、ほんといっぺん殴っていいか(怒」
ユ「わぁー! 殴るのはナシだよ! 悪かったよ!(裏取りしないでごめんなさい)」
デ「????(な、なんの話だろう???)」(話についていけないデビ君)
ディ「あっ! やっと見つけた! なぁ! デビ! 聞いて聞いて!!」(やっと合流したディアン君)
ザ「チッ!! ややこしいのが帰ってきやがった」(ガチ舌打ちなザラちゃん)
ユ「うわ〜、やな予感」(でも楽しそう)
(しっちゃかめっちゃかになって参りました☆)

その37  はじめまして相棒 ⑤
ディ「デビ、聞いてくれよー! あのさぁ、白髪の先生さ、いるじゃん? あの先生がジャック見えるようにしてくれたんだけど」
デ「! ジャック君、見えるようになったんだね!」(良かったね)
ディ「うん! でなぁ、その先生がさぁ」
J「(俺をまず紹介しろよっ!!!)」(ガブッ!)
ディ「痛ったーっ!!! 噛むことないだろっ!!」(めっちゃ痛い)
J「(俺の存在を忘れる度に噛んでやるからなっ!!)」(今まで我慢してた分、容赦しない)
ザ「うっせぇのが帰ってきやがって」
ユ「あー、彼、ずっと一人で喋ってた変な子だよね〜。ザラ君、知り合いだったんだ」 
ザ「お前、他人を「変な子」呼ばわりできる立場か?」(今までの行いをよーく考えろ)
ディ「おっ。なんだよ、ザラちゃん。友達できたのか?」(ニヤニヤ)
ザ「うるせーよ。ただ同室なだけだ」(怒
ユ「はじめまして〜。ザラ君の同室のユウです☆」(めげないユウ君)
ピ「同じく同室のピードです」(控えめピード君)
S「(金髪美少女じゃねぇのか。うるせぇ野郎はお断りだむぐ)」
ピ「と、相棒のシナプスです」(言ってることは気にしないで)
ディ「俺ディアン! よろしく! で? ザラちゃんは相棒呼べたのか〜? 俺が来たら教えてくれるんだったんだろ?」(デビからそう聞いた)
ザ「(ギクッ)」(そういえばそう誤魔化してたのを忘れてたザラちゃん)
デ「あれ? 違った?」(ならやっぱり先生呼んだほうが)
ザ「先生は呼ばなくていい! ちゃんと喚べてる!」(必死)
ディ「で? なんだったんだ?」(ワクワク、ニマニマ)
ユ「なんだったのかな〜?」(ワクワク、キラキラ)
ザ「てめぇら二人、揃うとうぜーんだよっ!!」(主張が激しい)
ディ「ははーん? さては喚べたけど、力弱すぎて向こう(使い魔界)に帰られちゃったってやつかー? だっせー」
ザ「帰られてねぇってんだよ! そもそも、自分の使い魔、二年も透明にしてた奴に言われたくねぇよ!」
ディ「おっま! それ言うなよ! 折角内緒だったのに!」
ザ「「変なやつ」に「変なやつ」認定されてる時点で、内緒もクソもねぇだろ!!」(いつかバレるわ)
ディ「はぁ?!」(なんだよ、それ!)
ユ「いいね〜、いいね〜。面白いね〜☆」(ひたすら仕入れたネタを書きまくるユウ君)
ピ「……(止めるべきなんだろうか)」(ユウ君を見ながら)
デ「あわわ。前にもまして、喧嘩がすごいことに……。あれ? ジャック君、どうしたの?」
J「(あぁ。なんかこのヌイグルミ(ザク)から、使い魔の匂いが」(クンクンクン)
(実はずっと机の上に座った状態で出しっぱなしだったヌイグルミ(ザク))
ザ「! おいっ、犬!! 勝手にそれに触るなっ!」
J「(あっ!!)」(ビクッとした)
(ザラちゃんが言った途端、ヌイグルミ(ザク)が小さく揺れ、ゴトンという音と共に、首がもげて中から謎の灰色の毛玉が転がり出てくる)
全「……???」
X「(ふわぁ〜。さっきからうるせぇなぁ〜。もっとちゃんと寝かせろよ〜)」(欠伸しながら)
ザラちゃん以外「ももんがっ?!!」
X「(??)」(寝ぼけてる)
ザ「ーーっ!」(顔面真っ赤)
ジリリリリリリリリリリっ!!!!!(響く終業のベルの音)
(ギリ授業終わるまでは隠し通せました☆ ヨカッタネ、ザラチャン)
はじめまして相棒編は、まとめてみると短かったわ(良かった)

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