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話は変わりまして。
最近友人にケルト関係の本とかCDとか貸してもらいました。アイルランドはすてきだなあ。ケルティックウーマンは本当におすすめですよ。今グリーンスリーブスが頭の中をぐるぐるしてます。近代化の波で変わりつつあるとは言っても、歌と踊りと語りをこよなく愛するあの民族はすばらしい。ケルトの文化が一番色濃く残っている神秘的な島ですよね。一時期、気分を高揚させるからといって歌や踊りをイギリスに禁止されていた過去があったらしいですが、それでもこっそり歌ったり演奏したりしていたという。ご近所全員が歌い手で語り部で聴衆。なんてすばらしい。
しかし某先輩のように、IRAの歴史とか恐ろしい物は調べたいとは思わない。イングランドとアイルランドの間の歴史は、泥沼もいいところですよ。すごく怖い。今は安定してるといっても、アイルランドに行くのは怖い、と思うのは多分そのせい。
イギリスで思い出しました。つい先日まで課題でポーランド調べてたんですけど、今回は別の授業でニュージーランドを調べていたら、ニュージー好きとしてはちょっぴり嬉しい話題を発見。
ってわけで、どこも祝ってくれていないようですので、ここでこっそりと
祝!日本 新西蘭 通商50周年!
イギリスがヨーロッパとの繋がりを強化したことで、それまで優遇されていたのが一転、切り離された形になってしまったニュージーランドが、貿易に力を上げて、日本とも通商協定を結んだのが1958年。なんだそうで。外交自体はその一年前からあったようですが。今ではニュージーランドの貿易相手国三位、もしくは二位となった日本です。日本にとってもニュージーは結構大きな貿易相手国。みんなもっと注目して!ニュージーランドでは第二外国語としてフランス語の次に広く学ばれているのが日本語なんだとか。ちょっと嬉しい。これからも仲良くしてください。大好きだニュージーランド!
今まで我慢していた分を精算するかのように、今度は大きな声をあげて思い切り泣いて、そのまま泣き疲れて眠ってしまったラキは、それでも私の服を掴んで離さなかったので、私はそのままラキを抱いていることになった。
そうしながら、私は決めた。どうせせっかく見つけたのだから、もう少し、自分の望みに忠実に生きてやろう、と。
ずっしりと重い、この腕の中の熱を、愛しいと感じた。
許すと言ったあいつは、オレがしがみついても受け止めてくれた。なんでこいつは、こんなに簡単に、許すなんて言えるんだろう。こいつだって、許されないことのほうが多かったはずだろう。それなのに、なんで誰かを許すなんてことができるんだろう。こいつは何度もオレを許すと言ってくれた。オレは反抗してばっかりだったのに。それなのに、結局また許すとか言うんだ。
だからオレは、目の前のぬくもりに、思い切りしがみついて、思い切り泣いてやった。服がもちろんぬれただろうけど、しみになっても、やっぱり許してくれるんだろう。
全てを支配する、黒の色を持った魔術師。主人の名を持つあいつは、オレの主になった。
それから、約二年後のこと。
「マスター。ここを、魔術師組合を出るってどういうことだよ」
「私の研究が、上の方には気に入らなかったようです。今すぐ止めろと言われたので」
「じゃあマスターの家に行くのか?」
「まさか、もう帰って来るなと言われましたよ。元々そんなつもりもありませでしたし」
「じゃあ、どこに行くんだ?」
「そうですね。周りに誰もいない所が良いですね。私の研究が落ち着いて出来るような……。早く完成させて、君の呪を解きたいですから」
「オレは別に、マスターが主なら、このままでいいって言ってんのに。呪文解除の研究なんかしてるから」
「それでも、私はそうしたいんですよ」
「…分かったよ。そんで、どこに行くんだ?」
「そうですね、まずは地図を出してきてもらえますか?二人で考えましょう」