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紅露と黒巳と紫陽花のオリジナル小話不定期連載中
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 なんか書きたいな-、と思ってるんですけど、話が考えられない。ので、書きたいとこだけ書いてみた。折角なので載せてみます。

 こないだはじめて大阪城行きました。随所で使われている石材が最早岩、っていう大きさですごかったです。権力を誇示する目的なのでしょう。恐れ入りはしないけどすごいとは思う。
 お堀でかもが戯れているのを見ていたら、一緒にいた子に突然「黒巳ってかもに似てるよね」と言われました。かもって、初めて言われました。かもねぎ的なかもじゃないですよね?なんで鴨。
 今までたとえられたことのある動物→猫・小熊(子供の頃)、仔犬、モルモット、うさぎ、そして今回鴨。
 なんだかだんだん弱くなっている気がする。そして基本簡単に持ち上げられてしまうものなのですが。言われてみても自分ではなんで?というものばかりで、人から見えている自分というのはある意味興味深いです。お互いに全く同じ見方はできないからこそ。
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 初詣で引いたおみくじに
いつかわれ苦しき海に沈みゆく 人みな救う綱をおろさん
 って書いてあったんですけど、他にも慈愛の心を~とか。一体私は何を求められているの。弟が引いた自分の進む道は自分だけが~みたいな、高村光太郎みたいなのに比べてこれは…。どういう年になるのでしょう。

 元旦から、年末に読んだ本に出てくる虎を救う方法を考えていました。
 私の読書体験の原点にある一冊。その中でも特に印象に残っていた話です。エロシェンコと中島敦のせいで、私の中の虎という生き物に対するイメージが大分やるせないものになっています。
 考えても考えてもあの虎を救う方法が見つからなくて。私はあの虎を幸せにしてやりたいと小さい時も思っていたのですが、幸せって何だろうとか、果ては幸せになる必要ってあるんだろうかとか考えはじめてしまってクッションに顔を埋めて悩んでるところを弟に見られて「お前なにしてんの」って言われました。説明し難い。

 理不尽に我慢がならなくて、閉じ込められているものを助けようとして、でもむこうは助けられることを望んでいなくて、相手を傷つけて自分も傷だらけになって、結局だれも助けられなくて、最後には罰を受ける虎の話です。
 すごく好きな話なんですが、友人に勧めたら、そろって「それ本当に童話なの?」と聞かれました。やや引かれました。いい話なんですよー。

 つづきに前回の続き。
 やっとこ就活が終わりを告げた黒巳です!通知がクリスマスイヴって、親切なのか嫌がらせなのか。
 

 それはともかく、高校の時に書いていた魔法学園ものをすこし設定とか見直して使いたいなー、とずっと思っていて、大学でもちまちまやってたんですけど、とりあえずキャラクターを見直すために習作みたいなのを、クリスマス仕様で打ってみました。
 今ストックないので、とりあえずこれでお茶を濁そうと思います。つづきに。
 相変わらず近況がたいして報告できそうなものではないです。分かりやすい成果が出せれば良いのだけれど。

 どうでもいい最近の兄弟の会話。
 ふざけて弟にからんでいたら反抗してきたので、
 「知らんの?姉には弟をいぢめる権利があるんだよ」
 と言ったら、
 「じゃあなんだ。弟には姉に甘やかされる権利があるのか」
 と返してきました。
 別にいいけど、お前こそ甘やかされる準備があるのか。果たして。
 基本的に冗談です。

 まったく関係無く以下に短い物。
―そうするとイウナン王は医者に言った、「余は汝を殺してしまうまでは信用することも安心することもできぬのじゃ。何となれば、汝は余の手に物を持たせ、それによって余を癒したとすれば、必ずや今度は何かを余に嗅がせるとか、あるいは他のやり方をもって余を殺すことであろうと思われるのじゃ!」―第五夜 漁師と鬼神との物語

 要するにそう言う話。最初の方からもうとんでもない、というかろくでもない王様である。千夜一夜に出てくる王族ってだいたいこんなイメージです。


 それはそうと、このシリーズのタイトルに使っていたのは石垣りんの「旅情」からの言葉です。
 小説に比べて詩はあまり読まない方ですが、石垣りんは好きな詩人さんです。夢見がちさはなく、ひどく日常的な詩を書く人です。日常に根ざしたものをえぐっていくというか。えげつない、というか、静かにぞっとさせられるものがあります。なんというか、生きているだけで積み重ねていく業のようなものを感じるのです。「しがらみ」の詩人さん。いやこれは私の感想ですが。
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