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紅露と黒巳と紫陽花のオリジナル小話不定期連載中
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小出ししていくと言いつつ、間が空く。有言不実行な紫陽花です。
 前回の続きを載せておきます。

玄関から外に出て、まず視界に入ってきたのは、氷漬けになった何かが屋敷の玄関近くにあったことだった。ネズミのような小柄な小動物のようだが、ネズミと違って目が大きく、歯も普通のそれと違って大きいようだ。その氷漬けから目をはなして、奥へと目をやると紺色の長いコートを着た人物が二人でレスを壁に押し付けていた。そこから少し後ろには軍服を着た男がいたが、彼はそちらには目をやらずに目の前にいるマサを睨みつけていた。
「あれ、誰だ?」
「国防尊だよ。軍で一番偉い人」
「……マサ先生より偉い?」
「地位的には同じくらいだったはずだ」
 コソコソと小声で話していた三人に気付いたのか、その国防尊がこちらに視線を送ってくる。細い顔に、厳格そうに揃えられた口ひげ、ピカピカに磨かれているらしい軍服の勲章。まさに軍人という感じの男だったが、三人を見るその目は冷たかった。
「そちらは戦教の生徒さんですかな? いけませんなぁ、越音軍将殿。こんな危険人物と生徒達が一緒にいて、もしものことがあったらどうするおつもりですか?」
「そうしねぇために俺がいる。さっさとうちのを放してもらおうか。まだ授業が残ってるんでね」
「なりませんよ。こやつは無許可で能力を使用した」
「無許可じゃない。俺が許可した。それに、現状を見ればわかる。こいつは、出現した妖魔を撃退するために能力を使用した。自己防衛のための能力使用は許可されていたはずだ。そもそも、あんたがそう決めただろう?」
 まるで抑揚のない国防尊の言葉に、マサも冷たく言い返していく。だが、やはり相手は無表情だ。マサがさらに何かを言おうとした時だった。屋敷を囲む塀の割れ目から、何かが動く音が聞こえた。三人が音のした方をじっと見ていると、もぞっと塀の割れ目の暗がりが動いたように見えた。もぞもぞもぞもぞもぞもぞモゾ……。暗がりから少しずつ少しずつ、小さい何かが這い出してくる。何十、何百まで増えていき、気づくと玄関周りはその小さい何かに埋め尽くされていた。ディアン達を取り囲むように現れたそれは、さきほどみた氷漬けのネズミのようなやつによく似ていた。
「な、なんだこれ?!」
『妖魔じゃな』
 慌てふためくディアンの頭にジャコールの声が響いた。それから、慌てるなと続けて言われる。そんなこと言ったってと、ディアンが反論しようとすると、突然マサが三人の前に現れた。「チッ。ドブネズミどもが」と、歯ぎしりしている。
「余計な時に出てきたな」
「マサ先生、これって」
「こいつらは根住身(ねずみ)。暗くてジメジメしたとこに住み着く妖魔だ。大概はデカイ妖魔共が現れた跡に住み着いて、お溢れをもらいに来る雑魚共だ」
「さっきの疑似妖魔につられて出てきたってことか?」
「……、いや」
「そんな人工のものに釣られる奴らではないよ」
 口ごもったマサの代わりに、ザラの質問に答えたのは国防尊だった。不思議なことに、彼らの周りには根住身が寄って行かない。まるで何かに守られているかのようだ。
「こいつらは弱いからな。自分達より強いものを感知する能力に長けている。ほんの少しアニマを放出してやれば、寄り付かなくなる。現に、皇太子殿のおかげで君達の周りからも引いているだろう」
 言われて周りを見てみると、足元近くまで群がっていた根住身達は、恐怖するかのように一気に後退していた。特にマサの近くはそれが顕著だった。
「君たちのようなまだ早熟な戦士を、根住身共は甘く見て寄ってくるのだ。一匹一匹は弱いが、集団で襲われたらアニマどころか骨も残さず食い散らかされるから気をつけ給え」
 ゴクリと、想像して生唾を飲む三人。マサから三人が離れるのを待っているのか、消えようとしない根住身達を、ディアンは見下ろした。真っ暗な体に赤い大きな目。見かけは確かにドブネズミに近いが、体の部分はまるでモヤのように揺れていて、実態がなさそうな感じがした。大きく見えた歯は、口自体が大きくさけているために、細かく並んだギザギザの歯が重なって一つに見えていたためだった。たしかにあれで噛まれたら人たまりもないだろう。
「大きな妖魔もそうだが、奴らが寄り付くものがもう一つある。膨大な量の負のアニマを持ったもの。つまるところ、火影だ。古い記録では、妖魔を操る火影もいたそうだ。なぁ、レス?」
 嘲笑じみた目で、壁に押し付けられたレスに目を向ける国防尊。レスは目を反らしたまま答えない。
「例え、火影の力が妖魔を呼ぶ発端になったとしても、その後どう行動するか。それが大切なことじゃないのか?」
 苦しむレスに代わって答えのはマサだった。ディアン達三人と自分を囲うように赤紫色のシールドが張られ、根住身達はその壁に恐れを成して、今や次々と出てきた暗がりに逃げ込んでいた。その内の何匹かは、まるで水が蒸発するかのように黒い煙になって消えていっていた。
「状況から考えても、そいつが妖魔を操っていたとは考えにくい。わざわざ呼び出した奴を、氷漬けにする必要はねぇからな」
「だからあなたは甘いと言うのです。状況はこの際、関係はない。まずは疑ってかかるべきだ。なぜならこいつは、『火影』なのだから」
 無表情だったその顔に、嘲りの笑みが浮かんだ。マサはそんな国防尊を睨み、それに返すようにレスを壁に押し付けている部下達が彼を睨みつける。緊迫した状況を、固唾を呑んで見守っていた三人は、されるがまま動かないレスを見た。首元を腕で抑えられ、手も動かせない状態の彼は、ただ黙っていた。『火影』と言うその単語が出るその瞬間までは……。「火影だから」と言う、その言葉が聞こえた瞬間、彼の表情は一気に変わった。目を見開いたまま、俯き、拳を握り、まるで何かに恐怖しているのを我慢するかのように小さく体を震わせる。すると、逃げ出していた根住身達が一斉に立ち止まり、彼の方へ頭を向けた。次の一瞬、足が凍ったかと思うほどの冷たい風が、足元をすり抜けていった。先程の演習時よりも、さらに冷たい。その風に根住身達が群がり、口の部分を動かしていく。風を食べているようにも見えた。
「レス! 落ち着けっ!」
 マサの怒声が響き、ハッとレスがそちらに目を向ける。いまだ恐怖の表情を浮かべつつも、彼は静かに深呼吸しているようだった。それにともない、少しずつ冷気が収まっていく。何をする気だと、勘ぐるように彼を抑えている軍服の男達は、さらに彼を抑える手に力を入れたようだ。その痛みと息苦しさにレスがうめき声を上げると、消えつつあった冷気がほんの少し濃くなった。
「レスを離せ! これ以上、こいつらに餌をくれてやる気かっ!」
 冷気を食べ、徐々に大きくなっていく根住身達を指差し、マサが国防尊を睨みつける。相手はそれを無視して、ディアン達を見た。細くて色の白い指でレスを差し、冷たい声で言い放った。
「これが火影というものだ」
 
「分かるかね? 妖魔共がこいつのアニマを貪り、大きくなったのを見ただろう。こいつといるということは、つまり、いつ何時妖魔共をけしかけられるかわからない、そんな危険にさらされているということだ。そんな奴が、町中で妖魔を呼び出したと想像してみたまえ。小さな街一つなら、簡単に崩壊させられるだろうな。故に、火影はこうも呼ばれる。死を連れてくる、死神とな」
 細い目が自分達を見下げてくる。幼子に言い聞かせるように、優しい微笑を浮かべてはいるが、声に暖かさは一切なかった。ただ、上からこう言われているような気がした。『火影を恨め』と……。
「私の仕事は、君達をそういう危険から守ることであり、さらにはあなたの身を守ることなのですよ、皇太子様」
 にっこりと、彼はマサへと顔を向けた。貼り付けたような顔は、そのまま微動だにしない。その後ろでは、彼の部下達がその通りと言わんばかりに、その背を見つめている。今や苦しさから目に涙を浮かべているレスの顔など、彼らには全く見えていないようだった。
 一瞬過ぎて何が起きたのか、国防尊やその部下達は分からなかったようだった。ただ一斉に弾けて、蒸発したように消えた何千といた根住身達の最後を見て、口をあんぐりと開けている。三人は、マサの手に収まっている小さな銃に目を奪われていた。銃口がいくつもあるような、そんなものではないし、まして、マサは一発しかその銃弾を撃ってはいなかった。だが、ディアン達は確かに見た。素早い動きで太もものホルダーから銃を抜き、マサが頭上に向けて一度発砲したその瞬間、小さな何かが根住身達の膨らんだ体を貫いて行った。一匹に、一発ずつ、同時に弾丸が打ち込まれて、一片に蒸発して消えた。
「……、何年前だったか。その時も言ったな、俺は。『貴様らが俺を守るなんざ、百年早い』」
 レスを抑えていた部下達の体がビクリと震えた。
「レスから俺を守る? つまり、なんだ? 俺が、自分の能力も十分にコントロールできねぇ青二才にやられると? ガキ共を守ることもできねぇと? 俺ぁ、随分と信用されてねぇようだな」
 銃を顔の横まで下ろしつつ、マサは毒づくと、その手の人かと思われるような形相で、肩を震わせている部下達を睨みつけた。その形相に、部下達は気圧されたらしくレスを抑える力を緩めた。小さな声で「やべぇよ、やべぇ」「「最凶」と呼ばれる皇太子様を怒らせちまった。 怖ぇ!」と言い合っているのが聞こえた。
「我々があなたを信用していないわけがないではありませんか。むしろ、我々を信用していないのは貴方でしょう?」
 怯える部下達を庇うつもりなのか、そう言った国防尊は口元にまたあの笑みを貼り付けていた。
「その理由はよく存じ上げております。ただ、私は貴方様の身を心から心配するが故に、申し上げたに過ぎません。御気分を害してしまったことは、心からお詫びします。今日のところは引きましょう。……、生徒の諸君にも、火影の恐ろしさは伝わったようですしね」
 棒立ちになっていた三人を、国防尊は目を細めて見つつ、部下を連れて去っていった。

 

 

「嫌がらせ……、だったのか?」

 国防尊の姿が見えなくなってから、ザラがマサを見上げつつそう尋ねる。「かもな」と、マサは忌々しそうに呟いた。

「まぁ、なんだ。あんな奴でも、この国の軍事のナンバーツーだ。大きな武勲はないが、智将と呼ばれる実力のあるやつだ。それに、火影研究にも精通していて、奴に付き従う部下達は対火影用に強化されているらしいしな」

「火影の研究……、もしかしてレス先生は」

 デビがそう言葉を濁してマサを見る。答えない彼の様子に、デビとザラは答えを察した。

「……察しの良さは兄弟で同じなようだな。 ……罪人の肩を持つつもりはねぇが、罪人相手ならどんなことをしてもいいと言うのは、俺様としても好かん考え方だ」

うずくまっているレスの方へと顔を向け、マサはため息をついた。

 

「……、先生、大丈夫?」

うずくまっているレスの隣にしゃがみ込み、ディアンはそう尋ねた。答えは返ってこない。気絶しているのかもと思ったディアンが、そっとレスの顔を隠すようになっている腕に触ると、途端にバシッと乱暴に払いのけられて尻餅をついてしまった。

「痛いなっ! 心配してるのに、なんだよぉ」

「煩い。僕に触るな」

抗議の声を上げたディアンに、レスは鋭く言う。その顔は泣きはらしたように、目の周りが真っ赤になり、頬には涙の跡がしっかりと残っていた。

「……、先生、泣いてんの?」

「……泣いてない」

「うっそだー。泣いた後、残ってるし! それに……、なんだよ、「僕」って」

クククッと笑いながら言うと、レスは、今度は恥ずかしさで顔を真っ赤にした。

「このっ……」

「おっ、能力使うの? いいのかなぁ。勝手に使ったら、さっきの人達また飛んでくるんじゃないの?」

レスをおちょくるようにディアンは立ち上がると、さらに挑発するようにべーっと舌を突き出した。それにレスはムッとしたような顔になった。

「ディアン! 何やってるのさ!」 

悲鳴に近い声を上げるデビと、止めに入ろうとするザラの手を、マサがつかんで止める。今なら何かが起きそうな気がする、期待に満ちたその目を見て、ザラとデビは顔を見合わせた。

「……」

「あれ? 来ないの? 折角身構えたのに」

「……『シールド』、俺で試そうとしましたね?」

「ゲッ。バレた……」

「君程度の実力相手に、能力なんか、使うまでも……ありません!」

そう言い終わるころには、ディアンは見事にレスに捕まっていた。手を後ろに回されて捻られ、「いたいたいたいっ!」と叫ぶが、意地悪くレスはその手を放そうとはしなかった。

「俺が悪かったよー。 先生、ごめんってば! 痛いよ!」

「……、懲りたのなら、もう二度と格上相手に無意味な挑発はしないことです」

そう言ってやっと手を開放したレスは、こちらを見ている好奇の目に気づく。ディアンを心配する生徒二人の視線の合間に隠れつつ、しかし、かなり自己主張激しめのニヤニヤ笑いをしたマサをレスは睨みつける。

「……」

「どうした? え? えらくご立腹だな、レス。 今日はいつものようにイジイジしなくていいのか?」

「……意地悪……」

「なんだ? 能力でも使うか? 俺様は貴様よりも格上だからな。遠慮はいらんぞ? 貴様のことも庇ってやるしなぁ」

「「「( マジで意地悪いな……)」」」

ニヤニヤ笑いながら、レスを挑発するマサを見てそう思う三人だった。捻られた手の部分を軽くさするディアンを見て、デビが「大丈夫」と問いかける。「平気だよ」とディアンが答えていると、それを聞いたのか、レスが三人を振り返った。「怪我させてしまいましたか?」と尋ねるレスに、「ううん、違うよ」とディアンは答えた。

「前はさ、先生のこと触った後、すごい冷たい感じが残ってたけど、今回は全然だなって思って」

「! ……前、そんなことが?」

「感じだけどね! 気にしないでよ! 俺の勘違いだと思うし……。それに、俺、今すげー嬉しいんだ。 先生、感情はいらないから無くしたとか言ってたけど、しっかり残ってるのが分かったから!」

「!」

「怖ければ泣くし、バカにされれば怒るし、恥ずかしいって思うこともあるし、嫌だなって思うこともある。俺達と、一緒だな! だから……、次は思いっきり、笑わせやる! (・・)洗って待っとけよ、先生!」

満面の笑みを浮かべるディアン。唖然とした顔で、見返すレス。その様子に、デビとザラもつられたように笑みを見せた。

「( 人懐こさも、兄弟で同じか)」

マサもフッと笑みをこぼした。
「さて。演習で使ったブツも回収したことだし、話をしていて遅くなった。お前ら、もう今日は帰れ」
「えぇーっ! 今から特訓しようよ、特訓! 俺、シールドだけじゃなくて、さっきの剣もっぺん?!」
「阿呆。夕方近くになって、んなむやみにアニマ発してたらまた妖魔共がうじゃうじゃわいてくるぞ? まともに戦えん貴様らを庇いながら戦うつもりは俺様にはない」
 ケチー!と叫ぶディアンを、人殺しかと思われるほどの眼光で睨み付けたマサは、ぐいとディアンを引き寄せた。

「……それから、剣のことはむやみやたらと人に話すな」

「? なんで?」

「いつか話してやる。だが今は、俺様が良いと言うまで誰にも言うな。今ここにいるあいつらにもだ」

小声でそうマサは言うと、パッとディアンを放した。釘を刺すようにもう一度、ディアンを睨んだ後、以前通りレスに送っていくよう指示を出した。
「レス、明日はお前がこいつらの特訓に付き合ってやれ。能力については、俺が再度申し立てをしておく」

「……りょう、かい……」

 歯切れ悪くレスが答えたのに、マサは少し訝しく思ったが、突っ込みはせずに出発する四人を見送った。

 

「じゃぁ、また明日、十時に集合場所だね」

 しっかりと広辞苑を大事そうに抱え、デビはそう言うと二人に手を振った。

「おう、また明日な、デビ!」

 手を振って返したディアンは、隣を見る。レスが家へと向かっていくデビの後を、じっと目で追っていた。家の中に、デビが消えるまで見送ってから、彼はディアンが自分を見ていることに気付いたようだった。

「……俺の顔に、何かついていますか?」

「ん? ううん。ちょっと見てただけ」

「?」

 二人はディアンの家へと向かって歩き始める。ザラとは商店街辺りに着いた時に別れていた。その時、約束したのだ。

「明日は先生が特訓してくれるんだよなー。なんか楽しみ」

 鼻歌を歌って上機嫌のディアンを、少し後ろから追いながらレスは困惑したような顔で見ていた。

「……君はどうして……」

「? なんか言った? 先生?」

「……いえ、なんでも」

「なんだよ、気になるじゃん?」

「……君はどうやら楽しそうですが、あとの二人はそうでもなさそうですね……」

「そんなことないよ! 二人だってすっげー楽しみにしてるって!」

 俯き気味にそう言ったレスに、ディアンはレスが自信なさげにしていると思ってそう励ます。少なくとも、ザラもデビも、マサの話を聞いてからは、レスに悪い印象を持っている風にはディアンには見えなかった。

「今日で、先生がすげー戦士だってことは分かったんだしさ。……俺はもう、先生のこと怖くないし」

「……」

 レスが黙り込んだ時、ちょうどディアンの家が見えてきた。その玄関の前で立っているのは、腕組みをしているリーズだった。どうやら予定よりも帰ってくるのが遅いディアンを心配して、そこで待っていたらしく、二人の姿を見つけると笑みを浮かべた。

「兄ちゃん、ただいま!」

「なんだよ、遅かったじゃねぇか、ディアン」

「他二人の家にも寄ってたからなー。 先生のせいじゃないぞ?!」

「分かってるって。兄ちゃんもそこまで馬鹿じゃない。レス、ありがとうな」

 リーズに礼を言われ、レスは少し面食らったようだったが、次に深々とお辞儀をした。

「……それじゃぁ、俺はこれで」

「あ、あぁ……」

「先生!」

 背を向け歩き始めたレスに、ディアンが声をかける。振り向いたレスに、ディアンは満面の笑みを浮かべた。

「明日十時! 俺、楽しみにしてるから! また明日な!」

 大きく手を振る。レスは呆然としてそれを見ていたが、やがてほんの少しだけ微笑んで、軽く手を振り返した。


 れっくんがやっと笑いました(笑  ここまでが長かった。まぁ愛想笑い程度ですが。そして本編以外でもほぼ笑わないんだな、これが。 いつか大笑いさせてみたいところです。

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